I/O関連の高速化
FASTIO [キャッシュバッファ容量] [パラメータ]
外部コマンド
簡単に言うならばディスクキャッシュです。一度アクセスしたディスクのデーターをキャッシュ(メインメモリが割り当てられる)に記憶しておき、ディスクアクセスの回数を減らすことで処理の高速化をはかります。
コマンドライン、CONFIG.SYSへの登録、どちらからでも実行できます。ただし、FASTIO,FASTSEEK,FASTOPENの各プログラムを解除するときは登録した順番と逆の順番で解除しなければなりません。また、これらのプログラムが登録された後にはX68030以外の機種ではFDDEVICEが登録出来なくなります。
FASTIO -b128
FASTIO
FASTIO -r
コマンドの登録状況によって以下の4パターンに分けられます。
-b数値 | キャッシュバッファ容量(キロバイト単位)の設定 |
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-p数値 | 先読み量(セクタ単位)の設定 |
-s数値 | 連続転送バッファ容量(キロバイト単位)の設定 |
-k数値 | オートロック量(セクタ単位)の設定 |
-d | ディレクトリを優先 |
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-f | FATを優先 |
-o | 全ドライブに対してFFLUSHを禁止する |
-e | イジェクト可能なドライブのみFFLUSHを実行する |
-l | キャッシュのロック |
-w | 遅延転送モードに設定 |
-x | IOCSディスクアクセスをエラーにする |
-t | ライトスルーモードに設定 |
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-u | キャッシュロックの解除 |
-n | 優先順位を指定しない |
-a | 全ドライブに対してFFLUSHを実行する |
-y | IOCSディスクアクセスでFFLUSHを行う |