ファイル内容の比較
FC (ファイル名)(ファイル名2)[/A] [/B] [/W] [/C] [/n] [/T(タブラカム)] [/L(最大数)] [/(一致行数)]
外部コマンド
二つのファイルを比較します。異なる部分は表示されます。特に指定しない場合は自動的にアスキー比較で実行されます。但しファイルの拡張子がX,R,Z,SYS,O,Aの場合は自動的にバイナリー比較で行われます。
TEST1.TXTとTEST2.TXTを比較する。(アスキー比較になる)
FC TEST1.TXT TEST2.TXT
コマンドのヘルプを表示する。(コマンド単体)
FC
コマンドの実行によって2つのファイルの相違点が出力されます。以下にその表示形式を示します。(括弧等の部分は比較するファイルにより異なります。)
アスキー比較の場合
+++++(ファイル名1) (一致している部分の最後の1行) ・ ・ (相違点) ・ ・ (再び一致した行) +++++(ファイル名2) (一致している部分の最後の1行) ・ ・ (相違点) ・ ・ (再び一致した行)
バイナリー比較の場合
アドレス ファイル名1 ファイル名2 xxxxxxxx: xx xx
アドレスの“xxxxxxxx”8桁はファイルの先頭からのアドレス、ファイル名1,2のそれぞれの“xx”2桁は相違があったデータを示ししています。
/A | アスキー比較の指定。2つのファイルを行単位で比較します。 |
/B | バイナリ比較の指定。2つのファイルをバイト単位で比較します。 |
/W | ブランク圧縮。連続したスペース、タブを1つのブランクとして処理します。 |
/C | 大・小文字の無視。テキスト中の大文字小文字の区別をしません。 |
/n | 行番号表示。表示結果に行番号を付けられます。 |
/T(タブカラム) | タブをスペース化します。設定されているタブカラムまでスペースとします。(タブカラム)には、2,4,8,16が指定できます。 |
/L(最大数) | 比較する最大行数の指定。 |
/(一致行数) | 一致部分の行数(一致行数)には1~9を指定します。(一致行数)のテキストが一致していた場合にのみ、同一の内容として判断します。省略時には3が設定されたものと見なします。 |