環境エリアの確保と環境ファイルのセット
ENVSET=<環境アリア容量> [[<d:>] [<パス名>] <ファイル名>]
環境エリアの確保と環境ファイルに設定された内容に従って環境変数のセットをします。(オリジナルそのまま・・・。) Human68kでは、CONFIG.SYSファイルにより、通常、ユーザーインターフェイスとしてCOMMAND.Xが起動されます。これを別項で説明する“PROGRAM”でCOMMAND.X以外を起動するような場合に使用します。(BASIC.Xとか、オリジナルのコマンドシェル、その他アプリ) ここで<環境エリア容量>はバイト単位で指定。あとは“[[<d:>] [<パス名>] <ファイル名>]“部分に、必要に応じてドライブ名、パス名をつけ、環境ファイルを指定します。 環境ファイルの指定をしない場合(省略した場合)は環境エリアのみが確保されます。
・環境ファイルの構造 環境ファイルは、テキストファイルです。その構造は、”環境変数名=xxxxx”と言う形になります。(xxxxxは任意の文字列) 例えば、下記のようになります。 LIBC= A:\GCC\LIBC TMP= B:\TMP
・環境エリアを1kバイト確保して、Aドライブの”KANKYOU1.TXT”を環境ファイルとして指定する。 ENVSET= 1024 A:\KANKYOU1.TXT